2008年07月19日

インプラント治療と骨

インプラント治療に非常に関係の深い骨。
nature 2008年7月10日号で骨を壊す細胞、破骨細胞について取り上げられていました。
人間には(動物全体に言えますが)、骨を作る細胞である骨芽細胞と骨を壊す細胞、破骨細胞が共存しています。ですから常に新しい骨が作られ続けています。このスピードが子供で早く老人で遅いのです。
分かりやすい所で考えますと、骨折した時に子供であれば、3週間固定する事が多いですが、老人では6週間固定する事が多いのです。

今回、この破骨細胞の研究では以下のような事が期待されているのです。

破骨細胞は骨を吸収する働きをする多核造血細胞で、この活性が亢進すると骨粗鬆症となって骨量が低下し、骨折リスクが高くなります。また、破骨細胞のサイズや数の増大は、パジェット病や多発性骨髄腫などの病気の特徴でもあります。
破骨細胞の分化に不可欠であるタンパク質c-Fosは、破骨細胞の生存とサイズを制御している、と発表がありました。
そして欠失した骨は低酸素状態を呈し、低酸素誘導因子1α(HIF1α)とBcl-2の発現量が増加します。
したがって、胚発生の際に胎盤で生じる低酸素状態が破骨細胞の形成亢進が関係する病気への治療として有効なものでないかと期待されています。骨 インプラント
posted by 8020 at 08:06| インプラントと骨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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