2011年05月21日

歯周病菌:動脈硬化悪化の因果関係、遺伝子レベルで証明

 歯周病菌が動脈硬化を悪化させることの因果関係について、新潟大の研究グループが、遺伝子レベルでの証明に成功した。米科学誌プロスワン電子版に発表する。

 実験用マウスに週2回、歯周病菌を投与。一定期間経過後に肝臓や血管の組織を調べたところ、動脈硬化のリスクを減らす善玉コレステロールを生み出す遺伝子の発現量が低下していたことが判明した。

 また、動脈硬化を起こしているマウスへ同様に菌の投与を約5カ月間行い、動脈の内側を調べたところ、菌を与えていないマウスでは病変の面積が6%だったのに対し、投与したものでは45%に拡大したという。

「歯周病が動脈硬化を悪化させることはこれまでも統計調査などで明らかになっているが、遺伝子レベルで証明したのは世界初。歯周病の予防や治療で動脈硬化の発症が抑えられ、医療費の抑制にも結びつく」と発表。
posted by 8020 at 07:45| 歯周病(インプラント研究会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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