2008年04月11日

歯周病と心筋梗塞A(インプラント研究会)

心筋梗塞とは何らかの異変によって心臓に血液を送る血管がつまりその筋肉が壊死し、最悪の場合命を失う恐ろしい病気です。
主な原因は動脈硬化です。
長年の喫煙、高カロリーの食事などによる生活習慣によって動脈硬化を起こします。
最近の研究で明らかになったものですが、心筋梗塞になった人の死因となった血管の中から驚く物が発見されました。
何とそれは歯周病菌です!しかし何故口の中の細菌が心臓の血管に潜んでいたのでしょうか?
歯周病とは歯と歯ぐきの間にある溝、歯周ポケットで歯周病菌が繁殖、歯ぐきに炎症が起きる病です。日本人の約7割が患っている国民病の一つです。
昨年11月に発表されたアメリカの論文で重度の歯周病を患っていると心筋梗塞になるリスクが高まるという衝撃的なことが発表されました。一体どうしてなのでしょうか。そこには歯周病菌の驚くべき働きが関係しているのでした。
歯磨き不足などがきっかけとなり歯周ポケットに歯周病菌が溜まり始めます。その毒素で歯ぐきが破壊され歯周ポケットが徐々に深くなり出血を伴うようになります。さらにこの状態を放置すると口臭が発生するなどの症状となって現れます。ここまで進行すると歯周病菌の一部はリンパ管を経て何と血管の中に侵入してしまうのです。もちろん血管に入った歯周病菌の大部分は白血球によって退治されます。ところが一部の歯周病菌は白血球から逃れられる性質を持っているのです。その性質とはなんと血小板に入り込むというものです(これは日本人が発見しました)。しかも歯周病菌が血管の中に入り込むと血小板は異常を起こし互いに集まり固まりやすくなるのです。つまり歯周病菌が入ることで血小板は簡単に血栓を作ってしまうのです。長年、歯周病を放置するとこの歯周病菌が入り込んだ血小板が体内で増加し全身の血管をめぐり最後に流れ着いた場所が、心臓だったのです。そして長年の生活習慣から動脈硬化が起こっていた場所に血栓となって次々と付着し血管を完全に塞ぎ心筋梗塞を引き起こしてしまったと考えられます。
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