2012年07月02日

歯周病で欠けた骨を再生

様々な組織や臓器の細胞の基となる幹細胞から分泌されるたんぱく質「サイトカイン」を移植し、骨を再生する方法を、研究グループが開発した。
骨だけでなく幅広い組織や臓器の再生への応用が期待されている。米再生医療専門誌「ティッシュ・エンジニアリング」に1日、発表される。
この方法は、歯周病や事故などで顎の骨が欠けた患者が対象。腰から骨髄液を採取して、骨や脂肪などの細胞に変化できる「間葉系幹細胞」を抽出して培養。その際にできた液体を含んだセラミックなどを、患者の患部に移植すると、半年で新たな骨が再生できるという。
この培養液には細胞の機能調節にかかわるサイトカインが含まれ、体内に元々ある幹細胞の活動を促す働きがあるためとみられる。患者計38人の顎の骨の再生に成功した。
posted by 8020 at 08:22| 歯周病(インプラント研究会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月08日

おなかの脂肪で歯茎再生

重い歯周病で失われた歯茎などを、患者自らの皮下脂肪から抽出した幹細胞を移植して再生する世界初の臨床研究を始める。

 動物実験では再生効果が確認されており、先月下旬、厚生労働省のヒト幹細胞に関する審査委員会に研究計画を提出した。認められれば年内にも実施し、安全性や有効性を確かめる。

 歯周病は成人の約8割がかかり、歯を失う最大の原因になっている。感染による炎症で、歯茎と、その下の歯槽骨やセメント質などの歯周組織が破壊され、口臭の原因にもなる。

 臨床研究は、中等症から重症の患者12人が対象。局所麻酔をした患者の腹部から皮下脂肪を30-10cc採り、歯周組織の元になる幹細胞を抽出する。3週間、培養した後、歯槽骨が欠けた部分に移植する。

ラベル:歯周病
posted by 8020 at 08:31| 歯周病(インプラント研究会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月21日

歯周病菌:動脈硬化悪化の因果関係、遺伝子レベルで証明

 歯周病菌が動脈硬化を悪化させることの因果関係について、新潟大の研究グループが、遺伝子レベルでの証明に成功した。米科学誌プロスワン電子版に発表する。

 実験用マウスに週2回、歯周病菌を投与。一定期間経過後に肝臓や血管の組織を調べたところ、動脈硬化のリスクを減らす善玉コレステロールを生み出す遺伝子の発現量が低下していたことが判明した。

 また、動脈硬化を起こしているマウスへ同様に菌の投与を約5カ月間行い、動脈の内側を調べたところ、菌を与えていないマウスでは病変の面積が6%だったのに対し、投与したものでは45%に拡大したという。

「歯周病が動脈硬化を悪化させることはこれまでも統計調査などで明らかになっているが、遺伝子レベルで証明したのは世界初。歯周病の予防や治療で動脈硬化の発症が抑えられ、医療費の抑制にも結びつく」と発表。
posted by 8020 at 07:45| 歯周病(インプラント研究会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月25日

喫煙が環境面で最大の危険因子 歯周病

歯周病には、生活習慣やストレスなどの環境も影響することが知られている。中でも最大の危険因子とされるのが喫煙だ。日本歯周病学会によると、たばこを吸う人が歯周病になるリスクは、吸わない人の2〜8倍で、吸う本数が多い程危険も増える。
同学会禁煙推進委員長によると、喫煙は、歯周病の症状を進行させる面と、早期発見を妨げる面がある。
たばこに含まれるニコチンや、煙の成分の一酸化炭素には、歯茎内の毛細血管を収縮させたり、酸素の運搬を邪魔する働きがある。そのため、煙を吸うと歯茎や歯を支える歯槽骨に栄養や酸素が行き届かず、炎症を起こしやすくなる。またニコチンは白血球を傷つけるなどして、免疫機能を低下させる。本来歯茎内に存在して、傷ついた組織の修復を助ける線維芽細胞も、ニコチンにさらされると成長を妨げられる。
また、喫煙による血管の収縮が、歯周病の早期発見をも妨げる。歯周病は自覚しにくいが、歯茎からの出血がそのサインとなる。だが血管の収縮によって出血が抑えられてしまい、気付かない間に重症化することもあるのだ。
禁煙すると5〜10年で歯周病になるリスクは非喫煙者並みに下がる。歯茎の血流は数日〜数週間で正常に戻るため、既に歯周病にかかっている場合は一時的に出血したり赤くなることもあるが、炎症そのものの悪化ではない。
「たばこが怖いのは、本人だけでなく、他人のたばこの煙を吸い込む『受動喫煙』で、周囲まで歯周病になるリスクが増大することだ」と警告する。
ラベル:歯周病
posted by 8020 at 08:24| 歯周病(インプラント研究会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月19日

幹細胞で歯ぐき再生、広島大がヒトで成功

 歯ぐきが細菌によって溶ける歯周病について、患者の骨髄液から骨や筋肉のもとになる幹細胞を採取して培養後に患部へ移植し、歯ぐきを再生させることに広島大の研究グループが成功した。患者を対象にした臨床研究で、移植をした患部は4-8ミリほど歯ぐきが回復した。細胞培養技術の向上などで再生効果を高め、3年以内に厚生労働省へ先進医療を申請、実用化を目指す。
広島大の栗原英見教授(歯周病学)らの臨床研究で、18日から広島市である日本再生医療学会で成果を発表する。
30-65歳の歯周病患者の男女11人から骨髄液を採取。この中に含まれる間葉系幹細胞を培養・増殖させ、医療用コラーゲンと混ぜて歯周病患部へ注入した。11人のうち、転居などで経過を追跡できなかった3人を除く8人中6人で、歯ぐきの回復や、歯周病で生じた歯と歯ぐきの間のすき間(歯周ポケット)が小さくなった。移植した幹細胞が歯周組織となったり、もともとあった細胞の増殖を促す物質を出して自力での組織再生を後押ししたとみられる。
歯周病患者は軽症者も含めると国内に約3700万人いるとされる。今回の臨床研究は軽症者を対象としたが、今後、中・重症者でも効果が出るよう、採取した細胞からある程度組織を作成したうえで移植するなどの方法で臨床研究を重ねる。
教授は「治療へ向けた基本的なスキーム(計画)は出来上がった。これを進化させてさらに効果を高め、多くの人に使える治療法を確立させたい」と話している。
ラベル:歯周病
posted by 8020 at 08:17| 歯周病(インプラント研究会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月29日

歯周病とがん(インプラント研究会)

おはようございます。
27日に歯周病とがんの関連性について発表がありました。
様々な事に関連のある歯周病、油断できませんね。
記事には以下のようにありました。

 歯周病によりがんのリスクが高まる可能性があるとの研究結果が27日明らかになりました。インペリアル・カレッジ・ロンドンのドミニク・ミショー博士らが専門誌に発表しました。
歯周病歴のある男性医療専門家を対象にした長期研究で、がんを患う可能性が全体的に14%高いことが判明しました。論文では「喫煙その他のリスク要因を考慮した上でも、歯周病は肺や腎臓、すい臓、血液のがんのリスク増大と大きな関連性があった」報告されています。
これまでの研究では、歯周病で心臓病や糖尿病の発生リスクが高まる可能性が示されています。

2008年05月26日

メタボリックシンドロームと歯周病(インプラント研究会)C

歯周病と肥満
歯周病が近年注目されているのは、それだけが理由ではありません。国内外の様々な疫学的調査によって他の多くの病気とも密接に関係していることが分かってきたからです。このため歯周医学という学際的な学問領域が生まれ、歯周病と全身の病気の関係が活発に研究されるようになりました。
特に関係が深いのは糖尿病です。例えば、糖尿病があると唾液の分泌量が減って歯周病菌が増殖したり、免疫機能や組織修復力が低下して、歯周病が発症・進行しやすくなります。逆に歯周病が進むと大量のTNF-αが分泌され、インスリンの効きを悪くして糖尿病を発症・進行させる恐れが出てきます。

歯周病は肥満が進むほど発症しやすいという報告もあります。脂肪組織はTNF-αを盛んに分泌するので、歯周病、糖尿病、肥満は相互に深く関係し合っていることになります。ほかにも歯周病は心臓病、肺炎など多くの病気にかかわり、最近では早産や未熟児出産との関係も指摘されるようになっています。

2008年05月24日

メタボリックシンドロームと歯周病(インプラント研究会)B

通常、歯周組織の健康は免疫機構で守られています。しかしプラークが長期間こびりついたままだと、その刺激で歯周組織に炎症が起こってきます。この状態がさらに長く続くと、体内で歯周組織の破壊に関わるIL-1,TNF-αなどの生理活性物質が大量に分泌され、やがて歯を抜かなければならない羽目に陥ります。
つまり、歯周病の一番の原因はプラークなのですが、そこに生活習慣の乱れ、さらに体質的要因なども加わって発症・進行するのです。歯周病には成人の約8割がかかっていると推測されています。その意味で、歯周病は患者数が最も多い慢性感染症であり、生活習慣病であるといっていいでしょう。

2008年05月23日

メタボリックシンドロームと歯周病(インプラント研究会)A

歯を支える歯周病も生活習慣病の一種です。病気が歯肉にとどまっている歯肉炎、歯根のセメント質や歯根が埋まっている顎の歯槽骨、この二つを結ぶ歯根膜まで広がった歯周炎に分類できます。発症、進行には様々な生活習慣の乱れが関与しますが、例えば喫煙習慣があるとリスクは2〜8倍に高まります。
ただし、歯周病の直接的原因はポルフィノモナス・ジンジバーリス菌など、歯周病菌と呼ばれる様々な種類の嫌気性菌です。これが歯と歯のすき間、歯と歯肉の間の溝(歯肉溝)に無数にたまり、プラーク、バイオフィルム、歯垢などと呼ばれる固まりとなって歯周組織を脅かしていくのです。

2008年05月19日

メタボリックシンドロームと歯周病(インプラント研究会)@

ill_tonyo_1.gif生活習慣病が急増しています。この数年、特に問題視されるようになったのはメタボリックシンドロームです。内臓に脂肪がたまり過ぎている上に、血清脂質、血圧、血糖値の異常が二つ以上重なった状態で、動脈硬化の発症・進行を相乗的に速め、心筋梗塞や脳梗塞などの引き金になります。

生活習慣病には多くの種類がありますが、一つの病気を持っていると他の病気も併発しやすいのが特徴です。病気がかなり進行しないと自覚症状も出てきません。しかし長期にわたって放置していると、生死にかかわる深刻な合併症を招き、運良く一命をとりとめても重い障害が残ることが少なくありません。


2008年05月12日

歯周病と糖尿病(インプラント研究会)B

ill_tonyo_2.bmp歯周病菌が入って歯周病になると、今度は歯周病によって起こる炎症やTNF―αの放出、そのようなことからインスリンが利きずらい状態になって糖尿病が悪化します。ですから糖尿病の人で歯周病が悪化した途端に血糖のコントロールが悪くなったりインスリンを使っている人ではインスリンの投与量が2倍に必要になることがあります。歯科の治療をしたり抗生物質を服用したりして歯周病が改善してくると、またインスリンの必要量が減ってきます。


歯周病となる歯周病菌は現在10種類以上見つかっています。その中で最も毒性の強いPg菌という菌です。もしもPg菌が口の中で大量に存在すればそれだけで、糖尿病を悪化させるTNF―αを多く発生させているということになります。
そこでバナペリオ検査でこれは確認できるのです。歯周ポケットから歯垢を採集し検査するのです。深い歯周ポケットには毒性の強い歯周病菌が繁殖しやすいのです。

あなたはバランスのとれた食生活を心がけていますか?
自分の血糖値をきちんと把握していますか?
そしてなにより歯周病を放置していませんか?

2008年04月23日

歯周病と糖尿病(インプラント研究会)A

歯周病と糖尿病は、何故お互いを悪化させてしまうのでしょうか?

歯周ポケットに歯周病菌が溜まってしまうと免疫細胞である白血球が菌を退治しに集まってきます。この時白血球が歯周病菌の出す毒素に触れることである物質を放出するのです。この物質こそTNF―αと呼ばれる物質です。そしてこのTNF―αには何と血液中のインスリンの働きを妨げてしまう作用があるのです。つまり歯周病でTNF―αを多く放出している場合、インスリンの働きが低下し糖尿病が一気に進行してしまうことがあります。そして糖尿病が進行すると当然、血糖値が高くなります。そうすると今度は歯ぐきの毛細血管の血流が悪化し、血液が行き渡らず歯周病菌を退治できなくなってしますのです。こうして歯周病による歯ぐきの炎症が悪化するつれて、さらにTNF―αが多く放出され糖尿病もますます悪化するのです。
この悪循環を繰り返しついにはわずか半年で重度の糖尿病で倒れてしまうのです。

2008年04月19日

歯周病と糖尿病(インプラント研究会)@

糖尿病とは何らかの原因によって血液中の糖分をエネルギーに変えるインシュリンという物質の働きが低下血液中に糖分が溢れてしまう病です。現在、日本での患者数は予備軍を含めると1600万人以上いる国民病の一つです。主な原因として考えられているのは、高カロリーの食事や運動不足による肥満などです。
歯周病は糖尿病を悪化させることが近年の研究で明らかになってきました。それだけではありません。糖尿病が悪化すると歯周病も悪化させてしまうのです。
頻尿や喉の渇きや足がつるや倦怠感は糖尿病の症状です。食べ物が歯に挟まる、歯ぐきからの出血というのは歯周病の症状です。この二つの病はお互いを悪化させていくというマイナスの相乗効果持っているのです。

2008年04月11日

歯周病と心筋梗塞A(インプラント研究会)

心筋梗塞とは何らかの異変によって心臓に血液を送る血管がつまりその筋肉が壊死し、最悪の場合命を失う恐ろしい病気です。
主な原因は動脈硬化です。
長年の喫煙、高カロリーの食事などによる生活習慣によって動脈硬化を起こします。
最近の研究で明らかになったものですが、心筋梗塞になった人の死因となった血管の中から驚く物が発見されました。
何とそれは歯周病菌です!しかし何故口の中の細菌が心臓の血管に潜んでいたのでしょうか?
歯周病とは歯と歯ぐきの間にある溝、歯周ポケットで歯周病菌が繁殖、歯ぐきに炎症が起きる病です。日本人の約7割が患っている国民病の一つです。
昨年11月に発表されたアメリカの論文で重度の歯周病を患っていると心筋梗塞になるリスクが高まるという衝撃的なことが発表されました。一体どうしてなのでしょうか。そこには歯周病菌の驚くべき働きが関係しているのでした。
歯磨き不足などがきっかけとなり歯周ポケットに歯周病菌が溜まり始めます。その毒素で歯ぐきが破壊され歯周ポケットが徐々に深くなり出血を伴うようになります。さらにこの状態を放置すると口臭が発生するなどの症状となって現れます。ここまで進行すると歯周病菌の一部はリンパ管を経て何と血管の中に侵入してしまうのです。もちろん血管に入った歯周病菌の大部分は白血球によって退治されます。ところが一部の歯周病菌は白血球から逃れられる性質を持っているのです。その性質とはなんと血小板に入り込むというものです(これは日本人が発見しました)。しかも歯周病菌が血管の中に入り込むと血小板は異常を起こし互いに集まり固まりやすくなるのです。つまり歯周病菌が入ることで血小板は簡単に血栓を作ってしまうのです。長年、歯周病を放置するとこの歯周病菌が入り込んだ血小板が体内で増加し全身の血管をめぐり最後に流れ着いた場所が、心臓だったのです。そして長年の生活習慣から動脈硬化が起こっていた場所に血栓となって次々と付着し血管を完全に塞ぎ心筋梗塞を引き起こしてしまったと考えられます。

2008年03月25日

歯周病と心筋梗塞(インプラント研究会)@

多くの人々は毎日歯を磨いています。そして年齢を重ねると歯周病や口臭を予防するために気を付けて磨いているはずなのに・・・。
何故、歯周病になってしまうのでしょうか?
歯周病菌は歯周ポケットが浅いうちは歯磨きでかき出せますが、歯周ポケットが深くなると歯ブラシが届かなくなってしまいます。つまり歯周病が悪化したら専門医の治療なしでは治らないのです。だからこそ口臭や歯ぐきの出血に気付いたら迷わず歯科医院を受診し治療を受けることが大切です。
あなたは歯を磨くと歯ぐきから血がでませんか?口臭がひどいと指摘されたことはありませんか。歯周病は口の中だけの病気と思い込んでいませんか?

歯周病は2o以内であれば健康な状態です。これが3oになると歯周ポケットの中で菌が増殖し炎症を起こしている状態、つまり初期の歯周病になっていると診断されます。
さらに深さが5oを超えると中程度の歯周病と診断されます。そしてこの段階になると増えた菌がリンパ管から血液に流れ込み血栓を作り始める危険性があるのです。

2008年03月24日

歯周病(インプラント研究会)C

日本人は歯周病の患者さんが多いと言われています。
平成17年度歯科疾患実態調査の結果から見ますと全体から見ますと7割の人が罹患していますが、35歳から64歳未満の年齢層では8割の人が罹患しています。
歯周病は歯が抜ける最大の原因ですが全身に発展する可能性があります。この歯周病は体のイエローカードと言われています。

ここで歯周病のチェックをしてみましょう。

・朝起きたとき口の中がネバネバする。
・ブラッシング時に出血する。
・口臭が気になる・歯肉がむずがゆい・痛い。
・歯肉が赤く腫れている。
・硬いものがかみにくい。
・歯と歯の間に物がよく挟まる。
・歯が長くなったような気がする。
・前歯が出たり、歯に隙間ができた。

当てはまるものはありませんか?

次回からは歯周病と全身疾患の関わりについて具体的に記載していきます。

2008年03月22日

歯周病(インプラント研究会)B

歯周病菌は歯の周りでしか生存できません。だから歯の周りに縄張りを作りたがります。そして束になって数を増やそうとします。
歯周病菌は細胞膜そのものに毒を持っています。その毒素を内毒素といいます。
歯周ポケットに住みついている細菌は全部、内毒素という毒素を持っています。この毒素は歯周病菌が構成されている成分、そのものなのです。菌体が死んでしまおうが壊れてしまおうが、その内毒素の毒性は変わることはないのです。むしろ細菌が壊れてしまっても内毒素は小さくなってさらに歯周ポケットの中から私達の体の中に入り込みやすくなってしまうわけです。そしてその内毒素は熱を上げる、骨を溶かす、さらに私達の体の免疫を介していろいろな障害に関わってきます。

2008年03月21日

歯周病(インプラント研究会)A

歯周病は口の中の病気と考えらがちですが、そうでもないのです。頭のてっぺんから爪先まで体の全身と深い関係が最近明らかになってきました。時には死に至ることもあると言われているのです。
歯は歯ぐきと呼ばれている歯肉・歯槽骨・セメント質・そして歯根膜の4つで構成される歯周組織で支えられています。
歯周病とはこの歯周組織に起こる炎症や病気全体のことを言います。歯肉の炎症を歯肉炎、そして炎症がさらに進んで歯肉より深い部分で起こるものを歯周炎と言います。
歯周病の原因、それは口の中の細菌です。では歯周病菌とは何なのでしょうか?口の中には300〜500種類の細菌が住みついています。その中で歯周病を起こすような細菌は限られています。一口に歯周病菌といってもそれは一つの細菌ではありません。歯周病菌は何種類もあるのです。これらの細菌は嫌気性菌と言われ空気との接触を嫌う菌です。口の中が不潔の状態になると歯の周りにこれらの細菌が集まり、細菌の巣を作ります。この細菌の巣をプラークと言います。

2008年03月19日

歯周病(インプラント研究会)@

歯周病の怖さを最近になってようやく認識はされてきたものの、軽く考えられているのが現状です。
歯周病は徐々にそして静かに進んでいき痛みがないというのが特徴です。ですから痛くなった時にはもう手遅れだということが多いのです。痛みがないと患者さんもなかなか来院されませんし、気付いた時には重症になってしまう、非常に怖い病気です。
口の病気である歯周病と全身の病気との関係についてお話しましょう。
歯のケアをしないと体の他の部分に様々なそれも深刻な病気が起こる事が明らかになっているのです。例えば歯周病や口の中の感染症は糖尿病や心臓血管病、肺の感染症そして早産などと関係していたのです。これらの病気はみな深刻なもので時には死に至るものもあります。
日本人の成人の8割が歯周病や歯ぐきの病気にかかっている事が明らかになっています。しかし多くの人が歯周病は大した病気ではないと考えています。歯がなくなっても入れ歯やインプラントで間に合いますからね。しかしその考え方は間違っています。歯周病が皆さんの健康にとってどれほど危険かを今後、説明していきましょう。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。