2013年06月13日

フッ素うがい、強い歯に

フッ素の洗口剤は、日本では歯科医の指示で購入。子どもたちの虫歯を予防するため、フッ素入りの水でうがいをする「フッ化物洗口」に取り組む自治体が増えている。うがいを行っている小学校を訪ねた。
「それでは元気よく、ブクブクうがい始め!」。児童たちが音楽に合わせてうがいを始めた。
 フッ化物洗口用に作られた1分間の曲だ。まずは正面を向いてブクブク。「今度は右側」「次は左側」といったかけ声に合わせて、首を前後左右に傾けて、口の中に行き渡らせる。

 「歯のエナメル質にフッ素が作用して、虫歯になりにくい強い歯にしてくれる。ごく初期の虫歯も修復してくれます」

 同小では毎週1回、金曜日の朝にうがいをしている。養護教諭が洗口剤を希釈して濃度0・2%の水溶液を作り、クラスごとのプッシュボトルに入れておく。担任がそれを教室に持って行き、児童のカップに10ミリ・リットルずつ入れていく仕組みだ。

 佐賀県は1999年から洗口実施を市町村に呼びかけてきた。3歳児の一人平均虫歯数が全国ワースト1位という不名誉な状態が続いたためだ。
 現在は公立小168校のうち166校が実施。幼稚園や保育園で約7割、中学校が3割強になった。希望しない家庭の子は水でうがいをするようにしている。
 文部科学省の2012年の全国調査では、佐賀県の12歳児の一人平均虫歯数は0・8本で、全国平均の1・1本を下回り、全国4位。九州・山口ではトップだ。

 日本では「フッ素を取りすぎると健康によくない」という意見もあるが、世界保健機関(WHO)は69年から「安全で効果的」として利用を勧めている。

 70年代からフッ化物洗口が普及した新潟県では、12歳児の一人平均虫歯数が13年連続で日本一少ない。厚生労働省は03年に指針を作成して洗口を推奨し、山口県や長崎県、熊本県、宮崎県も力を入れている。

 福岡県では、予防歯科の普及を目指すNPO法人「ウェルビーイング」(福岡市)が、幼稚園や保育園などで普及。フッ素の水溶液を入れるプッシュボトルやうがい用の歌「ブクブクキラー」のCDなどを開発し、販売している。
ラベル:虫歯 予防
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2013年02月27日

ニューヨークの審美歯科医院が歯を白くする食材を紹介

ニューヨークの審美歯科医院が歯を白くする食材を紹介しているのを発見

歯を白くする食材
チーズ:口の中の酸を保護するタンパク質、カルシウム、リンが豊富
ごま:歯垢を削り落としてくれる
鮭:骨や歯の健康に必要なカルシウムやビタミンDが含まれている
しいたけ:口の中のバクテリアの成長を妨げる
タマネギ:虫歯の原因のバクテリアを減少させる
パイナップル:歯についたシミを落とす
ブロッコリー:歯のエナメル質を守る、酸に強いバリアのような膜を作る鉄分を含む
しょうが:口の中の組織の健康を維持するための抗炎症作用の働きがある
にんじん:丈夫なエナメル質に必要なビタミンAを含む
バジル:口の中のバクテリアを減少させる天然の抗生物質

歯を白くする食べ物はどれも簡単に手に入るものばかり。
大切なのは、普段から意識して体にいいものを摂取するように心がけること。


そのほかに、歯のシミを招くNGな行為も紹介

歯のシミを招くNGな行為
歯の染みを防ぐために、コーヒー、お茶、紅茶、赤ワイン、コーラなど着色の濃い飲み物は飲み過ぎに気をつけ、ストローで飲むようにする・喫煙や、エナメル質を弱める酸の強いスポーツドリンク、ピクルスやケチャップのとり過ぎは、歯にしみがつきやすくなる

基本的に「白いTシャツにつくとシミになる食べ物は、歯にもシミを残す」。
このセオリーを心に留めて、これ以上歯にシミをつけないように日頃の食習慣を見直しを。

でも、一番は定期的な歯科医院への受診が一番ですね!
ラベル:
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2012年11月16日

「虫歯」削らずに治せる 初期段階の診断基準普及へ

虫歯というと、削って治すイメージが一般的。だが、初期の虫歯なら口内環境を整えれば歯の再石灰化が進み、削らずに治すことが可能だ。日本の診断基準では、穴が開いてからが虫歯とされるが、海外では初期段階の虫歯を診断できる基準「ICDAS」(アイシーダス、International Caries Detection and Assessment System=国際的う蝕(しょく)探知評価システム)」の普及が進み、日本でも導入の動きが広がっている。

 ◆穴が開く前に
 虫歯は、歯の表面に付いた歯垢(しこう)(プラーク)内の虫歯菌が作る酸が溶け出し、歯の表面のエナメル質に含まれるミネラル分(リン酸やカルシウムなど)が溶け出す「脱灰(だっかい)」によって起こる。通常は、脱灰が起こっても唾液の成分にはミネラル分が含まれているため、再石灰化される。
しかし、糖分の取り過ぎなどで脱灰と再石灰化のバランスが崩れると、虫歯になる。初期の虫歯は、この脱灰が起こっている状態。歯の成分が溶け出しているため、白く濁ったシミのようになる。
「初期虫歯の状態なら適切なケアと治療で再石灰化が可能。穴が開いてからでは削る治療しかできない。治療した部分がまた虫歯になるケースも多く、穴が開く前に治療することが重要だ」
再石灰化にはまず、食事後の歯磨きで口の中の環境を整えるといいという。虫歯菌は砂糖などの糖分で増えて酸を生み出すため、しっかりと歯磨きをするといい。
「寝ている間は唾液が出ないため、再石灰化が行われない。夜寝る前の歯磨きはしっかりと行ってほしい」
唾液を出すことも効果的だ。食事のときによくかんだり、再石灰化を促すミネラル成分「CPP−ACP」の入ったシュガーレスガムを食べたりして唾液の質を高めるのもいい。

 ◆世界基準でも
初期虫歯から治療を始めようという動きは、世界的に始まっている。近年は虫歯予防に有効なフッ素入りの歯磨き粉などが普及。虫歯になるスピードが遅くなり、穴が開く前の、脱灰が始まった「初期虫歯」の段階で発見することが可能になった。
初期虫歯の治療に利用されているのが、世界の研究者がつくった虫歯の新しい診断基準「ICDAS」。これまでは世界的な虫歯の統一基準がなかった。2002年から研究が始まり、05年に完成した。
基準はコード0〜6の7段階。歯の見た目の状態で虫歯の進行度を区分しているのが特徴で、「健全な歯」はコード0。日本の診断基準では歯に穴が開いてからが虫歯とされるが、ICDASではエナメル質が変化している「初期虫歯」はコード1、2に区分され、治療の対象だ。
国内でもICDASのシンポジウムが開かれるなど導入の動きが出ている。「これまで、初期虫歯は予防という観点で捉えられていた。ICDASが導入されれば、患者も初期虫歯を早く自覚できる。穴が開く前でも病変。治療という意識を持つことでケアに力も入り、削る治療に進まないようにできるだろう」
ラベル:虫歯 欠損
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2012年11月09日

山中教授の研究に賞 親知らずからiPS細胞

親知らずなど歯の細胞から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作成した山中伸弥(やまなか・しんや)京都大教授と手塚建一(てづか・けんいち)岐阜大准教授のグループの共同研究が、国際歯科研究学会と米国歯科研究学会主催のウィリアム・J・ギース賞を受賞した。岐阜大学が7日発表した。

 手塚准教授らは岐阜大病院の協力を得て、治療で抜かれた患者の親知らずなどを使い、再生医療を研究。歯の中にある歯髄細胞に山中教授が発見した細胞を初期化する四つの遺伝子を入れ、iPS細胞にすることに成功した。

 手塚准教授らは日本人の約20%に適合するとされる「HLAハプロタイプホモ」と呼ばれる特別な白血球型2種類を歯髄細胞から初めて発見し、iPS細胞にした。山中教授が構想する「iPS細胞ストック」に応用できる可能性がある。

 歯学に関する専門紙ジャーナル・オブ・デンタルリサーチに掲載された論文から推薦で選ばれた。
ラベル:iPS細胞 歯,再生
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2012年10月20日

親知らずで歯の神経再生 臨床研究へ

虫歯の治療で抜いた歯髄(歯の神経)を再生させるため、親知らずなどから取り出した歯髄幹細胞を移植する臨床研究の実施を厚生労働省科学技術部会が18日、承認した。近く厚労省が正式承認する。 

20歳以上55歳未満の患者5人を対象に治療効果を確かめる。

 虫歯が進むと歯髄が炎症を起こして激しく痛む。歯髄を抜いて詰め物をすれば痛みを感じなくなるが、虫歯の再発に気付きにくくなったりする恐れがある。
ラベル:歯,再生
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2012年10月19日

最先端歯ブラシ

スマートフォンアプリと連携するスマートな歯ブラシ「Beam Brush」がアメリカで登場した。
ブラシにセンサーが組み込まれており、Bluetoothで専用アプリ(iOSとAndroidに対応)とリンクして、歯磨きをした時間などを記録できる。記録したデータはチャートにして見ることができ、磨き忘れもチェックできる。あらかじめ設定した目標を達成すると、実際に利用できる「ごほうび」がもらえるという。また米歯科医師会が推奨する2分間(日本では3分間ですが)の歯磨き時間をユーザーが守れるよう、2分間音楽を流すことが可能だ。楽しく歯ブラシをして欲しいですね♪。
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2011年09月21日

アルツハイマー病 かみ合わせが原因?

歯のかみ合わせが悪いと、アルツハイマー病の原因とされる物質が脳内で大量に増えることを、実験で確認し、15日に発表した。この物質は、かみ合わせを良くすると減るとみられ、「人間も歯の治療によってアルツハイマー病が改善する可能性がある」としている。

 アルツハイマー病は、たんぱく質の塊「アミロイドβ」が脳内に異常に蓄積することで発症するとされる。

 歯が少なかったり、かみ合わせが悪かったりするとアルツハイマー病にかかりやすくなるという疫学調査結果があることに着目。奥歯を削ってかみ合わせをおかしくしたラットと正常なラットをそれぞれ6匹ずつ8週間飼育し、その後に脳の海馬という部分を取り出してアミロイドβの蓄積量を調べた。その結果、かみ合わせ異常のラットは正常なラットに比べてアミロイドβの量が2-2・5倍多く、最大で7倍に達したものもあった。

 かみ合わせ異常の状態で4週間飼育し、その後の4週間は歯にかぶせものをして改善したラットでは、アミロイドβの量は正常な場合とほとんど変わらなかった。

 研究成果は米科学誌「ニューロモレキュラー・メディシン」9月号に掲載された。
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2011年06月28日

「8020運動」は幼児期から

 病気になってから診療所や病院に行くというのが従来の考え方でした。一方、病気にかからない努力もかなり前から進められています。不老不死は無理としてもアンチエージング(抗加齢)についての話題には事欠きません。年をとると視力が低下し、耳が遠くなり、歯が抜け落ちるのは当然と思われていました。しかし、現在では歯が抜け落ちることは老化現象から仲間外れになりつつあります。

 89年に始まった80歳で20本の歯を残そうとする「8020(ハチマルニマル)運動」は大きな成果を上げています。達成者は全国平均(05年度歯科疾患実態調査)では20%を優に超え、調査年の本年ではかなり高い値が期待できます。

 老年期に近づいてから口腔(こうくう)に関心を持っても間に合わないことがあります。私たちは病院の母親学級に歯科の立場で積極的に参加してきました。妊婦に対して、妊娠中の歯と口腔衛生の重要性を説明し、誕生後の赤ちゃんのための実習もしています。

 一昔前は、妊娠すると歯がだめになり、1人出産するごとに歯を1本失うといわれました。現在は出産数が少ないので目立たないだけなのでしょうか。そうではありません。つわりの時に刺激の強い歯磨剤を使うと、気持ち悪くなって磨けない人が多く出て口腔内が不潔になるからです。そういう方には、小さな歯ブラシに水だけつけて、体調の良いときに磨くことをお勧めします。

 また、赤ちゃんには歯が生える前から、授乳後に口の周りをふきながら口の中も指で触り、慣れさせますと乳歯が出た後も歯磨きを嫌がりません。少し大きくなれば親の歯磨きを見て子どもたちが毎食後磨くようになります。

 幼児期の親の愛情は子どもにとって一生の宝です。子どもの口腔衛生状態を気にかけないことはネグレクトの一つで、多数の虫歯や重症の歯肉炎が見られることがあり、口の中を診ると児童虐待の有無が想像できます。親の管理下にある12歳の永久歯の平均虫歯数は1・4本です。親の思いが子どもの心に残り、多くの人は口腔のケアが習慣になり、一生を通じて歯を残すことにつながるのでしょう。
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2011年06月01日

若い女性の歯が退化

女子学生124人の歯型を調べた結果、若い女性のかむ力が弱くなり、親知らず(第3大臼歯)の退化が進んでいることが分かった。後藤教授は「乳児期にもっと固い食べ物をかむ習慣が必要」と指摘する。
 対象は歯科衛生科で学ぶ学生で、18〜20歳。咋春、上下のあごの石こう模型を採取し、歯の特徴を調べた。
 歯数は24〜32本で平均28・2本。基本の32本は6人だった。上あごの親知らずの欠如が82・2%。その前の第2大臼歯も退化が進み、三角形に変形傾向が見られる。第1大臼歯への影響も出ている。下あごの親知らずの欠如は71・8%だった。
 後藤教授は「人類の歯の退化予測」を新人・現代人段階(抜歯も含め32本)と未来型現代人段階(28本)に分類。調査では未来型が57・3%で、新人・現代人は12・1%、中間(29〜31本)が24・2%だった。
ラベル:歯,退化
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2011年05月24日

歯10本以上で認知症予防効果

75歳以上で身の回りのことを一人でできる人(自立高齢者)のうち、歯が10本以上残っている人の割合は、認知症の場合より2・2倍高いことが、県歯科医師会の調査でわかった。同会では、早めの口腔(こうくう)ケアが認知症予防に効果があるとみて、関係機関と連携して啓発を進めている。
県歯科医師会は2008年から10年にかけて、県内の75-84歳の計682人(男性278人、女性404人)を対象にアンケートを実施。このうち、自立高齢者は587人で、認知症の人は95人。認知症のため自ら説明できない人には、介護者から聞き取りした。
その結果、歯が10本以上残っている人は、自立高齢者が49・6%だったのに対し、認知症の人は半分以下の22・1%にとどまった。「硬いものがかめるか」という質問でも、「かめる」と答えたのは、自立高齢者が70%で、認知症の人は40%。自立高齢者の65・4%は入れ歯をしているが、認知症の人は35・8%と低かった。
結果を踏まえ、歯科医でなくても、口の中の清潔度や病気などを確認できるチェックシートを1500部作成し、県内の保健所や介護施設などに配った。
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2010年11月08日

歯科医師会が監修、1200回かむ弁当 あすまで販売

県歯科医師会が監修、1200回かむ弁当 あすまで販売

駅弁業者の万葉軒(千葉市中央区)は6日、県歯科医師会が監修して約1200回かむ工夫をした弁当を発売した。「いい歯の日」(11月8日)まで同社本社や千葉駅、木更津駅売店などで販売する。
80歳になっても20本以上自分の歯を保とうという「8020運動」にちなんだ「八〇二〇御弁当」(930円)で、落花生おこわやタコのうま煮、県産の野菜などを入れた。同会の担当者は「かむことは脳の血流を増やし、老化防止になる」と話す。現代の食事1回でかむ回数は約620回で戦前から半減したという。
ラベル:歯科,弁当
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2009年10月22日

自分の歯を目に移植

約9年前に失明した米国人女性(60)が、歯を用いた人工角膜の移植によって視力を回復したと、手術を行った米マイアミ大学(University of Miami)バスコム・パルマー眼研究所(Bascom Palmer Eye Institute)の医師らが16日、明らかにした。
ミシシッピー(Mississippi)州在住のシャロン・ソーントン(Sharron Thornton)さんは、2000年にスティーブンス・ジョンソン症候群にかかり、失明した。角膜移植や一般的な人工角膜は拒絶反応があったという。
そこで医師らは、ソーントンさんの犬歯を周囲の骨ごと取り出し、形を整えたのち、穴を開けてそこに光学レンズをはめ込む手法を取った。この手法では、レンズをはめた歯は患者のほおまたは肩の皮下に移植され、歯とレンズがしっかり結合するまで2か月間放置される。こうしてできあがった人工角膜に細かい処置を施した後、目の中心に移植した。
包帯は2週間前に外されたが、ソーントンさんはその数時間後に物体や人を認識できるようになり、2週間後の今では新聞も読めるまでになった。「まだ見たことのない7人の孫たちの顔を早く見たい」と話しているという。
この手法は、もともとイタリアで開発されたが、米国では今回が初の実施。患者本人の歯を使用するため、角膜移植への拒絶反応がある人でも大丈夫だという。
ラベル: 移植
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